オーストラリアでのワーキングホリデー(ワーホリ)で知っておきたい物価と仕事の現状を解説

オーストラリアでのワーキングホリデー(ワーホリ)は、自身の視野を広げる絶好のチャンスです。しかし、異なる生活様式や仕事環境に適応するためには、物価や仕事の需要などオーストラリアに関する事前の情報収集が欠かせません。こちらでは、オーストラリアの物価と仕事環境について解説します。

オーストラリアの物価状況

オーストラリアの物価状況

オーストラリアの物価は一般的に高いと思われがちですが、物価は地域によって異なります。オーストラリアで物価が高いとされる都市の代表格はシドニーです。どの国でも首都や都心部は物価が高い傾向にあります。オーストラリアで人口が最も多いシドニーも物価が高めで、日本よりも家賃や食事代などが高く設定されています。

一方で、オーストラリアの北東部に位置するクイーンズランド州の都市は物価が安い傾向にあります。クイーンズランド州はビーチエリアが多く、自然が豊かな地域です。人口密度が低いため、特にケアンズの家賃や物価はシドニーよりも安価です。しかしレストランの価格に関しては、大都市のシドニーやメルボルンよりも、観光地として知られるケアンズやゴールドコーストのほうが1~2割ほど高い場合もあります。

オーストラリアで外食をすると、日本の2倍近い値段になることがありますが、スーパーマーケットで購入できる食材の価格は、日本と比較してそれほど変わらないものも存在します。自然豊かなオーストラリアでは、お肉や野菜も豊富にあり、マーケットで新鮮な食材をお得な価格で手に入れることもできます。家賃以外の生活費を節約したいと考えるなら、自炊を心がける、共同生活を通じて日用品をシェアするなどの方法を試すとよいでしょう。

それぞれの都市や地域、そして個々の仕事や生活スタイルによって物価の実感は大きく異なるため、具体的な計画を立てる前には詳細な調査が必要です。

オーストラリアの仕事環境

オーストラリアの仕事環境

ワーキングホリデーの主な職種とその時給

オーストラリアのワーキングホリデーでは、様々な職種で働くことが可能です。その中でも主な職種と平均時給を以下の表にまとめました。

職種 平均時給の目安
日本食レストラン $23.23
ローカルのレストラン・カフェ $25~30
アシスタントナース $32~38
ファームジョブ $25~30
クリーナー(清掃業) $25~30
ミートファクトリー $32~35

これらの中では、アシスタントナースの仕事が最も高時給ですが、高い英語力が必要となるため、初めてのワーキングホリデーでは日本食レストランやカフェなどが人気です。

これらの時給をもとに、フルタイム(週38時間)で働いた場合の給料を計算すると、例えば日本食レストランのウェイトレス・ウェイターとして働く場合、1週間分の給料は$882.74、1ヶ月分の給料は$3,530.96となります。ただし、具体的な収入はレストランにより異なります。

英語力と仕事選びの関連性

オーストラリアでは、仕事を選ぶ際に英語力が大きく関わってきます。具体的には、英語力があると仕事の選択肢が広がりますが、逆に英語力がないと選択肢が狭まる傾向にあります。例えば英語力がある人は、接客業や営業、事務などの多岐にわたる仕事に対応可能です。一方、英語力が不足している場合は、皿洗いやデリバリーなどの時給が低い仕事に選択肢が狭まりやすいです。

しかし、オーストラリアでの生活や仕事を通じて、英語力を身につけることも十分可能です。初めて渡航する方も、挑戦する勇気と前向きな心構えがあれば、オーストラリアでのワーキングホリデーは充実したものになるでしょう。

オーストラリアでのワーホリ生活を快適に!住まい探しのポイント

オーストラリアでのワーキングホリデー(ワーホリ)を成功させるためには、住まい探しが非常に重要です。住まいが快適であることは、日々の生活の質を左右する要素の一つです。ここでは、オーストラリアでの住まい探しのポイントについて詳しく解説します。

まず、住まいの種類には「フラットシェア」「ホームステイ」「一人暮らし」などがあります。フラットシェアは、数人で一つのアパートや家を共有する形式で、家賃や光熱費を分担するため、経済的に済ませることができます。ホームステイは、現地の家庭に滞在しながら生活する方法で、英語力の向上や現地文化の理解に役立ちます。一人暮らしは最も自由度が高いですが、費用がかかるため事前に予算を十分に検討する必要があります。

住まいを探す際には、インターネットの不動産サイトや現地の掲示板が役立ちます。特に、現地でのコミュニティサイトやFacebookグループなどは、最新の情報が手に入りやすく、実際に住んでいる人からの口コミも参考になります。また、現地の不動産エージェントを活用することで、信頼できる物件を紹介してもらうことも可能です。

住まいを選ぶ際の注意点としては、まず立地を考慮することが挙げられます。職場や学校に近い場所を選ぶことで、通勤時間や交通費を節約できます。また、治安が良い地域を選ぶことも重要です。オーストラリアの都市部は比較的治安が良いとされていますが、地域によっては夜間の外出が避けるべき場所もあるため、事前に調査しておくことが大切です。

さらに、契約書の内容をよく確認することも忘れないようにしましょう。契約期間や家賃の支払い方法、退去時のルールなどをしっかり理解しておくことで、トラブルを避けることができます。特に、敷金(ボンド)の取り扱いについては、オーストラリアの法律に基づいているため、返金条件などを確認しておくことが必要です。

これらのポイントを押さえておくことで、オーストラリアでのワーホリ生活がより快適で充実したものになるでしょう。住まい探しは一見大変そうに思えますが、計画的に行動することで、自分に合った理想の住まいを見つけることができるでしょう。

仕事探しの役立つリソースと探し方

オーストラリアのワーキングホリデーでは、仕事を見つけるためのリソースとして「求人情報サイト」が役立ちます。特に英語力が不安な方には、日本人向けの求人情報を掲載しているサイトが有効です。また、「現地の日系企業」や「日本語が活用できるツーリズム関連の仕事」も選択肢に入れてみてください。

一方、オーストラリアで仕事を探す方法としては、「履歴書の英語版作成」と「面接対策」が重要です。英語の履歴書では、自己PRを含めた経験やスキルを具体的に記述しましょう。面接では、自信を持って自己紹介できるよう準備することが求められます。

The Third Kindでは、留学経験のあるカウンセラーが在籍しており、オーストラリア生活の実態や費用節約の方法、アルバイトの収入など、幅広い現地情報を提供しています。オーストラリアでのワーキングホリデーに関する詳細な情報をお求めの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

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